
あなたの書いた文章は、勉強になります。
今回の経験は、勉強になりました。
こんな風に使う「勉強になります/なりました」。お世辞で使うことも多いけど、自分にとって有意義(だった)という意味合いで、よく使ってますが、これを中国語では何というのかというと、
「长知识」、「长见识」
これらが、自然な言い回しだそうです。動詞の「长」(発音はzhǎng)と、名詞の「知识zhīshi」「见识jiànshi」の組み合せです。
まず、名詞の方の「知识」はそのまま「知識」、「见识」は、日本語「見識」とは意味が違って「見聞」とか「経験と知識」という意味。ちなみに日本語の「見識」の意味は、ある物事に対する確かな考えや意見のことです。そして動詞の「长」。なんか違和感を覚えるけど、「增长」の「长」で「増える」の意味。
つまり、「长知识」「长见识」は「知識、見聞を増やす」という意味です。これが日本語の「勉強になります」に相当します。確かに「勉強になります」は、自分の知識が増えることです。使い方は以下の例文で確認を。
多问长知识!
いっぱい質問することは勉強になるよ!
这次你写的博文,我长了知识。
今回君が書いたブログは、勉強になった。
和他的聊天很快乐,也很长见识。
彼とのお喋りは楽しくて、とても勉強にもなった。
亲眼见到外国的经历,我很长见识。
自分の目で外国を見る経験は、とても勉強になる。
「长知识」と「长见识」は、知識を増やすだけなら「知识」、見聞を広めるなら「见识」と使い分けがありますが、実際はあまり区別なく同じように使われてるようです。
勉強になったかな(笑)
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