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【中国語】粘人 niánrén 

  先ず「粘」の字は2通りの発音があるので整理しておきます。「ネバネバしている、粘り(ねばり)がある」という形容詞の場合は「nián」(「黏」と書くこともあります)、「くっつける、くっつく」という動詞の場合「zhān」。

 さて、今回の「粘人」は、なんとなく文字面から想像できる通り、「ネバネバくっつく人」という感じの意味ですが、名詞ではなく人の「ネバネバ」な性質を表す形容詞です。このネバネバは、何事にも細かい、嫌味たらしい、嫉妬深いという「ネチネチ」ではありません。

 例えば、ある女の子は彼氏と一緒にいるとき、やたらと腕を組んで来たり、顔をすり寄せたりする。あるいは自分にかまってほしくて、何かと彼氏にちょっかいをかける。また、実際のボディタッチではなく、離れているときは頻繁に電話をかけてくる。このように、相手に「くっつきたがる、まとわりつく」性質があることを表すのが「粘人」です。ズバリ適当な日本語が見当たらないけど「寂しがりや」とか「甘えん坊」が近いかな。でも、「うざい、うっとうしい」というニュアンスがあるので、あまりいい意味ではないようです。男女カップルを例にしたけど、もちろん、同性同士、親子などでも使えます。


她很粘人。   
彼女はとても甘えん坊だ。

你太粘人了。  
お前はまとわりつきすぎだ! =うざい!

别粘人了。   
まとわりつくな。


 中国人は男同士、女同士でも普通に肩を組んだり手をつないだりして街中を歩いてます。はじめ見たときは、中国はこんなに同性愛者が多いんやと驚いたけど、他人との距離のとり方が日本人よりずっと近い中国人ならではのスキンシップなんですな。オレもおじさんと腕を組んで、戸惑いつつ、照れつつ歩いたことを思い出しました(笑)

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※追記

  この「粘人」と同じような単語に、「缠人 chánrén」というものがあるとコメントをいただきました。「缠」は「まとわりつく」という意味なので、「粘」よりもイメージがわきやすいかもしれません。意味も「粘人」と「缠人」は、同じと考えていいようです。

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本内容は、個人的理解に基づいています。誤りや補足などがありましたらご指摘ください。"

コメント

しつこくまとわりつく
これと同じ現象は韓国にも見られます。男同士で肩を組むくらいなら許せますが、お手手つないで・・となると、我々日本人にはかなり抵抗感があるでしょう。
そう言えば、私が若かった頃、初めて韓国を訪れた時、可愛い小姐と知り合いになったのですが、その娘とふたりで並んで歩いていたら、いきなり横から腕を組んで来たのには、ドキッとさせられました。その娘は酒場のオンナなどと言った特別な職業ではなく、ごく普通の女性。あとで分かったことですが、韓国では人間と人間の距離が日本よりずっと近いようです。その娘も私に対して特別な気持ちはなかったようで、私としてはホッとしたような、ちょっとガッカリしたような、複雑な気分でした。
ちなみに「付きまとう」は「缠人」とも言います。「纠缠不休」(しつこくまとわりつく)と言う四字成語もあります。
Re: しつこくまとわりつく
「缠人」も勉強になりました。ご教示ありがとうございました。
他人との距離感について韓国人も近いんですね。
このことを知らなければ、オレも勘違いしていたと思います。
異文化理解はホンマ大切です。

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