【中国語】吃官司 chī guānsi
2017/11/14
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前に中国語の「(裁判に)訴える、訴訟する」という意味の慣用表現「打官司」(⇒コチラ)を取り上げたけど、逆に「訴えられる」という場合はどういうのか。 同じ「官司(訴訟)」という単語を使うと、単純に”被打官司”と言いたくなるけど、中国人はこんな言い方はしないとか(知らんがな!笑)。
「訴えられる」という場合は、慣用的に「吃官司」というとのこと。動詞が「吃(食べる)」とは想定外。教えてくれた中国人になんで「吃」なのか尋ねても答えられなかったけど、あとで辞書を引くと、「吃」には「 (損害などを)被る、受ける」という意味もありました。
へぇ~という感じですが、ふと考えると日本語でも面白いことに「~を喰らう」といいますな。「訴訟を喰らう」ということで「吃官司⇒訴えられる」と、これはスッキリ。いずれにしても「吃官司」は慣用的な決まり文句ということです。
要是他们发现了,我们要吃官司的。
もし彼らが気づいたら、オレたちは訴えられる。
他和女网友上床,不料她才14岁,结果吃官司。
彼はネットで知り合った女子とエッチしたら、意外にも14歳で、結果訴えられた。
这家医院的水平那么差,要吃官司了。
この病院の水準がそんなに悪いと、すぐに訴えられる。
他威胁前妻,吃了她的官司。
彼は前妻を脅したので、彼女に訴えられた。
※「吃了(人) 的官司」で「(人)に訴えられる」
由于产品质量不合格,买家决定让负责人吃官司。
製品の品質が不合格のために、買主は責任者に訴訟を喰らわせることに決めた。
※「让(人)吃官司」は、受け身を使役してと訳が分からなくなるけど、要は「(人を)訴える」こと。
ついでに、「官司」を使った慣用表現ではなく、普通に「訴える」「訴えられる」という場合は、会話では「告 gào」をよく使うとのこと。
我告你!
お前を訴える!
我被她告了。
彼女に訴えられた。
文脈によっては「告げる」の意味とは限らないので注意。もちろん「コクる/コクられる」でもないです(笑)。でも「告诉」というと、ご存じの通り中国語では「告訴」とは全く関係がないので、なんか変な感じです。
いずれにしても、できるだけ、訴えたり、訴えられたりしないような日々を送りたいものですな。
「訴えられる」という場合は、慣用的に「吃官司」というとのこと。動詞が「吃(食べる)」とは想定外。教えてくれた中国人になんで「吃」なのか尋ねても答えられなかったけど、あとで辞書を引くと、「吃」には「 (損害などを)被る、受ける」という意味もありました。
へぇ~という感じですが、ふと考えると日本語でも面白いことに「~を喰らう」といいますな。「訴訟を喰らう」ということで「吃官司⇒訴えられる」と、これはスッキリ。いずれにしても「吃官司」は慣用的な決まり文句ということです。
要是他们发现了,我们要吃官司的。
もし彼らが気づいたら、オレたちは訴えられる。
他和女网友上床,不料她才14岁,结果吃官司。
彼はネットで知り合った女子とエッチしたら、意外にも14歳で、結果訴えられた。
这家医院的水平那么差,要吃官司了。
この病院の水準がそんなに悪いと、すぐに訴えられる。
他威胁前妻,吃了她的官司。
彼は前妻を脅したので、彼女に訴えられた。
※「吃了(人) 的官司」で「(人)に訴えられる」
由于产品质量不合格,买家决定让负责人吃官司。
製品の品質が不合格のために、買主は責任者に訴訟を喰らわせることに決めた。
※「让(人)吃官司」は、受け身を使役してと訳が分からなくなるけど、要は「(人を)訴える」こと。
ついでに、「官司」を使った慣用表現ではなく、普通に「訴える」「訴えられる」という場合は、会話では「告 gào」をよく使うとのこと。
我告你!
お前を訴える!
我被她告了。
彼女に訴えられた。
文脈によっては「告げる」の意味とは限らないので注意。もちろん「コクる/コクられる」でもないです(笑)。でも「告诉」というと、ご存じの通り中国語では「告訴」とは全く関係がないので、なんか変な感じです。
いずれにしても、できるだけ、訴えたり、訴えられたりしないような日々を送りたいものですな。