【中国語】醤油や塩を「掛ける」
今回は料理の食べ方シリーズ?ということで、普段、何気にやっている、例えば、焼き魚に醤油を掛けるとか、ラーメンにコショウを掛けるといった、料理に「掛ける」ことを中国語で何というかです。
オレはこれまで深い考えもなく「放」を使っていたけど、これは「掛ける」というより、料理を作る過程で調味料などを「加える、足す」という意味だとか。ずっと間違えてました(恥)。でも、通じてはいたので、中国人が変と思いながら、気を利かせてくれてたんやろね(笑)。

さて、本題の「掛ける」やけど、中国語では「浇 jiāo」と「撒 sǎ」をよく使うとのこと。この2つは、どちらでもOKというわけではなく、”掛ける”ものによって、使い分けがあります。それぞれについてまとめました。
まず「浇」の方は、見慣れない漢字で発音も覚えにくいけど、醤油、ソース、タレ、スープなど液体のものを「掛ける」場合に使うとのこと。
为什么日本人吃饭那么喜欢浇酱油?
どうして日本人はご飯を食べる時、そんなに醤油を掛けるのを好むのですか。
他在牛排上面浇上特制的酱料。
彼はステーキの上に特製のソースを掛けた。
※「浇上」の「上」は「元にあるモノの上に別のモノが付加される」といった意味合いを表す方向補語で、「浇」、そして後述の「撒」にはよく付くとのこと。
把做好的酱汁浇在煮好的意大利面上,就可以吃。
できたソースを茹であがったパスタに掛けたら食べられます。
蒸鱼是先浇酱汁还是熟了再浇?
蒸し魚は先にタレを掛けますか、それとも調理してから掛けるのですか。
自己喜欢浇很多牛肉饭的汁。
オレは牛丼のつゆをたくさん掛けるの(=つゆだく)が好きだ。
浇点醋,尝一下。
酢をちょっと掛けて、食べてみてください。
ちなみに、「浇」は基本的に料理に限らず、広く液体を掛ける動作に使うのだとか。
我每天早上都给树木浇水。
僕は毎朝植木に水を掛けます⇒水をやります。
※「浇花」で「花に水をやる」
被雨浇了。
雨に(水)を掛けらた⇒雨に降られた。
そして「撒」の方は、塩や砂糖、コショウなど粉状や粒状のもの、逆にいうと液体でないものを「掛ける」場合に使うとのこと。「ふり掛ける」とか「まぶす」と言った方が分かりやすいかもしれません。
他吃西瓜的时候,爱撒盐。
彼はスイカを食べる時、よく塩を掛けます。
天妇罗可以撒盐,黑胡椒,甜辣酱,反正都很配啦。
天ぷらには塩やコショウ、唐辛子を掛けてもいいです。いずれもとても合うよ。
那个菜的上面,撒上厚厚的一层四川当地特有的花椒。
その料理には、厚い層になった四川特有のサンショウが掛かっていました。
你做菜的时候喜欢撒葱花,对不对?
あなたが料理を作るとき、よくネギを掛けますますよね?
别撒盐太多。
塩を掛け過ぎないで。
この「撒」はちょっとややこしくて、「撒水」とか「撒酱油」など、液体に付く場合があります。このときは、「掛ける」ではなくて、「(水をバケツやホースで)撒(ま)く」、「(醤油を)こぼす」といった意味合いとのこと。 もちろん、豆や種など固形物にも付いて、「豆を撒く」とか「種をこぼす」ということもあるし、「撒盐」でも、冬場に道路の凍結防止や相撲の取組前の清めで「塩を撒く」のときもあるので、「掛ける」なのかどうかは、文脈で判断するしかありません。
誰もが、ほぼ毎食、何かしら「掛け」ているはずなので、「浇」と「撒」は、やはり基本的な中国語。オレみたく恥をかかないように押さえておいた方がいいです。
オレはこれまで深い考えもなく「放」を使っていたけど、これは「掛ける」というより、料理を作る過程で調味料などを「加える、足す」という意味だとか。ずっと間違えてました(恥)。でも、通じてはいたので、中国人が変と思いながら、気を利かせてくれてたんやろね(笑)。

さて、本題の「掛ける」やけど、中国語では「浇 jiāo」と「撒 sǎ」をよく使うとのこと。この2つは、どちらでもOKというわけではなく、”掛ける”ものによって、使い分けがあります。それぞれについてまとめました。
「浇」⇒液体を「掛ける」
まず「浇」の方は、見慣れない漢字で発音も覚えにくいけど、醤油、ソース、タレ、スープなど液体のものを「掛ける」場合に使うとのこと。
为什么日本人吃饭那么喜欢浇酱油?
どうして日本人はご飯を食べる時、そんなに醤油を掛けるのを好むのですか。
他在牛排上面浇上特制的酱料。
彼はステーキの上に特製のソースを掛けた。
※「浇上」の「上」は「元にあるモノの上に別のモノが付加される」といった意味合いを表す方向補語で、「浇」、そして後述の「撒」にはよく付くとのこと。
把做好的酱汁浇在煮好的意大利面上,就可以吃。
できたソースを茹であがったパスタに掛けたら食べられます。
蒸鱼是先浇酱汁还是熟了再浇?
蒸し魚は先にタレを掛けますか、それとも調理してから掛けるのですか。
自己喜欢浇很多牛肉饭的汁。
オレは牛丼のつゆをたくさん掛けるの(=つゆだく)が好きだ。
浇点醋,尝一下。
酢をちょっと掛けて、食べてみてください。
ちなみに、「浇」は基本的に料理に限らず、広く液体を掛ける動作に使うのだとか。
我每天早上都给树木浇水。
僕は毎朝植木に水を掛けます⇒水をやります。
※「浇花」で「花に水をやる」
被雨浇了。
雨に(水)を掛けらた⇒雨に降られた。
「撒 」⇒粉状や粒状ものを「掛ける」
そして「撒」の方は、塩や砂糖、コショウなど粉状や粒状のもの、逆にいうと液体でないものを「掛ける」場合に使うとのこと。「ふり掛ける」とか「まぶす」と言った方が分かりやすいかもしれません。
他吃西瓜的时候,爱撒盐。
彼はスイカを食べる時、よく塩を掛けます。
天妇罗可以撒盐,黑胡椒,甜辣酱,反正都很配啦。
天ぷらには塩やコショウ、唐辛子を掛けてもいいです。いずれもとても合うよ。
那个菜的上面,撒上厚厚的一层四川当地特有的花椒。
その料理には、厚い層になった四川特有のサンショウが掛かっていました。
你做菜的时候喜欢撒葱花,对不对?
あなたが料理を作るとき、よくネギを掛けますますよね?
别撒盐太多。
塩を掛け過ぎないで。
この「撒」はちょっとややこしくて、「撒水」とか「撒酱油」など、液体に付く場合があります。このときは、「掛ける」ではなくて、「(水をバケツやホースで)撒(ま)く」、「(醤油を)こぼす」といった意味合いとのこと。 もちろん、豆や種など固形物にも付いて、「豆を撒く」とか「種をこぼす」ということもあるし、「撒盐」でも、冬場に道路の凍結防止や相撲の取組前の清めで「塩を撒く」のときもあるので、「掛ける」なのかどうかは、文脈で判断するしかありません。
誰もが、ほぼ毎食、何かしら「掛け」ているはずなので、「浇」と「撒」は、やはり基本的な中国語。オレみたく恥をかかないように押さえておいた方がいいです。